近畿地方
京都府の遺品整理・特殊清掃
費用相場と業者の選び方
京都府で遺品整理を依頼するときの費用の目安、公的な登録・許可の確認方法、相見積もりの取り方を編集部がまとめました。
京都府の傾向(編集部の見方)
京都府は京都市の市街地と、丹後や中丹の農村部や漁村で相談の性質が大きく異なります。京都市内では町家や古い戸建てを子世代が引き継がずに手放すケースがあり、骨董や書画、着物、茶道具など家に伝わる品の扱いをどうするかが整理の焦点になります。細い路地に面した町家は車両を近くに停められず、搬出に人手と時間を要する点が特徴です。市内の分譲マンションや学生街の賃貸では、単身高齢者の退去整理や施設入所に伴う生前整理の相談が中心です。丹後や中丹では農家の大きな屋敷を丸ごと整理する依頼があり、納屋や蔵まで含めると作業日数が延びます。
近畿地方全体では: 業者数が多く価格差も大きい地域です。相見積もりを取りやすい反面、無許可の回収業者によるトラブルも報告されているので許可の確認が重要です。
根拠: 気候や住宅事情などの地域特性と、各社が公開している対応実績・季節ごとの相談傾向を編集部が整理したものです。件数や金額は下の表と名簿をご覧ください。
京都府で依頼する場合の費用の目安
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 1R・1K | 30,000〜80,000円 |
| 1DK・1LDK | 50,000〜200,000円 |
| 2DK・2LDK | 90,000〜300,000円 |
| 3DK・3LDK | 150,000〜500,000円 |
| 4LDK以上 | 220,000〜700,000円 |
| 特殊清掃(消臭・消毒、1室) | 50,000〜300,000円(汚染範囲で大きく変動) |
出典: 遺品整理各社の公開料金表(間取り別)(2026-09-27 時点)。各社が公開している料金と、ASP案件の掲載情報をもとに編集部が集計した目安です。実際の費用は現地見積で確定します。
京都府で業者を確認するときの公的制度
一般廃棄物収集運搬業の許可(廃棄物処理法)
家庭から出る不用品を有料で回収・運搬するには市区町村の許可が必要です。遺品整理業者が自社で運ぶ場合は許可業者であるか、許可業者と提携しているかを確認してください。
所管: 市区町村
京都府の名簿は出典を確認のうえ順次掲載します。
京都府で業者を選ぶときの要点
京都市は政令指定都市で、市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者一覧で確認できます。その他の市町村も自治体ごとの許可なので、物件の所在地で確認してください。町家や路地の家では搬出経路の写真を事前に送り、車両の停車位置と人員の見積に反映してもらうと当日の追加費用を避けられます。骨董や工芸品、着物の査定に対応できるかは京都市内の整理では特に重要で、処分と買取を分けた見積を求めると判断しやすくなります。丹後や中丹へは市内からの移動時間が長く、出張費と宿泊の扱いを見積に明記してもらう必要があります。
見積を取る前に
業者を探すときは、1社に絞らず 2〜3社の見積を取り、内訳(作業費・出張費・処分費・追加料金の条件)を同じ項目で比べてください。相見積もりの取り方は ガイド記事 にまとめています。
依頼のタイミング
町家は夏の暑さと湿気で作業効率が落ちるため、春や秋に組む方が進めやすくなります。骨董や着物の査定は整理の前に行い、残す物を決めてから業者に片付けてもらう順番が基本です。丹後は冬季に積雪で搬出が難しくなる地域があるため、春から秋に集中させると確実です。
相談前に用意するもの
- 01間取りと物量がわかる写真(部屋ごとに1枚で十分です)
- 02搬出経路(エレベーターの有無、駐車スペース)
- 03残すもの・探してほしいもの(通帳、権利書、写真など)のリスト
- 04賃貸なら退去期限、持ち家なら売却や解体の予定